そろそろ本気を出す

張り切ってblogを始めてみたものの、おバカな事ばかり書いていたら「え?なに?チミひょっとして給料いらないの?」みたいな視線が、上司の居る方向から僕のガラスのチキンハートをグサグサ貫くようになってきたので、いい加減、真面目な事(注※真面目かどうかは主観です)を書こうと思います。

そもそも前から言ってるウォークインホームってなんなのサ?という事で、今回から数回、ウォークインホームについてのご説明をしようかと思います。

ウォークインホームというのは、ハウスメーカー様や工務店様などが、これから建てようとしている家や、販売したい家のプランを3DCGで作成し、展示会などでの見込み客様や、お施主様へプレゼンテーションする事を主眼に据えた建築CADソフトです。

物件を作成してしまえばお客様とパソコンの画面を見ながら「子供部屋にベッドを置くとこんな感じですよー。」「壁の色を変えるとこんな感じですよー。」「キッチンはやっぱり対面ですかねー?」なんて事も自由自在です。まパースを作る演算に数十分もかかるようなソフトじゃ難しいでしょうけど。

市場には似たような製品もいくつかあるのですが、ウォークインホームの良さは、なんと言っても動作の速さと操作の簡単さです。ただそこはそれ、業務用のソフトという事で、裏で建材などの積算をやっていたり、確認申請用の設計図書類や性能評価など、建築基準法を元にした機能も満載です。「ウォークインホームの積算なんて飾りです。偉い人にはそれがわからんのです。」なんて言ってる業者さんもいるみたいですがそんな事ありませんよ。

どれくらい操作が簡単かと言うと、導入直後は「パソコンとか全然わからなくってぇ、わたしになんかとても出来そうにありませぇ〜ん(涙)。」なんて言ってた事務の女の子が半年後くらいには、僕の方が師匠と呼んでる事もあったりなかったり。

論より証拠という事で、数回に分け、物件作成の様子をご説明します。拙い文章ですが、少しでもウォークインホームの簡単さ、良さが伝われば幸いです。


これがウォークインホームの間取り入力画面です。なんだか意味のわからないアイコンがズラズラ並んでいますが、使ってるウチに慣れて来ます。なぜならこんなおバカな事しか書けない僕が慣れたからです。ね?簡単そうでしょ?

この画面に部屋を書いていきます。左側にある「洋室」や「和室」などのアイコンをクリックして、右側の画面にもって行きます。今回は「洋室」を選びます。


すると画像のように「1点目をクリック」という表示がでますので、1点目をクリックしカーソルを対角線側に動かします。


こんな感じに「洋室」が広がります。一緒に寸法なども出るので必要な位置で2点目をクリックします。


はい。これで洋室が書けました。


同じ要領で色々な部屋を書いていきます。後からいくらでも変更できるので、全て「洋室」で間取りを書いてしまっても問題無いのですが、壁の設定などがそれぞれのアイコンで異なるので、後の面倒を考えて、できるだけ分けて入力します。


下の方にある「敷地」「1階」「2階」となっている、タブを切り替えて2階も書いてしまいます。

よしできた。

え?なにが?

まあまあ落ち着いて。とりあえず図面を書いたら左上の方にある「パース」というアイコンをクリックします。


平面図の裏でパースができてるんです。

あとは窓やドア、屋根を入れるだけで家が建ってしまいます。それについてはまた次回。

ね?簡単そうでしょ?

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