可愛い

「はー、この前のAさん、ホンマに可愛かったよなー。」
「え?Aさん?ああ可愛かったですよねー。」
「私なんか名刺もらったで。」
「僕も貰いましたよ。」
「ち。」
「ち。って仕事の名刺じゃないですか。」
「あんな娘が事務所におったらええよなー。」
「いいですよねー。」
「結婚はしてはるんやろうか。」
「どうでしょうね。あれだけ可愛ければもう千切っては投げて千切っては投げて、屍の山が出来てますよね。」
「違う!違うで!Aさんはそんな子やないで!」
「でも、あれだけ可愛ければ。」
「そやな。嫌でもよってくるな。」
「でしょ。」
「私と同じやな。」
「はっはっはっは。」
「なにその笑い。」
「あ、可愛い子割引ってどうでしょう?」
「イケメン割引きもええな。」
「でしょ。写真を送ってくれたら毎月のサポート費が1,000円安くなりますみたいな。むしろ僕がお金払いますよ。」
「あんたホンマ変態やな。でも平井堅が電話してくるなら私もお金払うな。」
「でしょ。どうです社長。」
「オマエらお願いだからちゃんと仕事してくれよ!」
「むちゃくちゃしてるで。」「してますよ。」
「でも、ええよなー。」
「いいですよねー。あ!わかりました!こうなったら僕と社長が女装して来ますよ!」
「アンタらは別にどうでもええねん。」
「・・・。」
「・・・。」

株式会社 木建市場
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