ジェネレーションギャップ

事務所でかかっているラジオで、復活したユニコーン(というバンドが10年以上前に流行ったんです)の話が流れたあと、

ユニコーンなんて今の若い子知ってるんですかね?」
「どうやろうな。知っとるんちゃう?」
「でもあれ10年以上前ですよ。」
「そうかー。でも奥田民生は知っとるやろ。パフィーつながりで。」
パフィーももういい年ですよ。」
「本社のYさんにスカイプ(というチャットのソフトがあって業務連絡なんかはそれで行っています)で聞いてみます。」

(仕事と関係無いんだけどさ、ユニコーンって知ってる?)
(角が一本の馬?ですか?)
(えええええ、やっぱ知らないのか!じゃあ奥田民生は知ってる?)
奥田民生は知ってますよ。東京・・・とか。)
(東京?)
(なんでしたっけ。長い名前の。)
スカパラ?)
(あ、そうです。)
(そうかーユニコーンって聞いて一角獣かー。ごめんね仕事中。またねー。)

「大変ですよ。Yさん知りませんでしたよ。ユニコーンって聞いて角が一本の馬を連想してました。」
「それも確かにユニコーンやな。そうかー。知らんのかー。」
「30代ならユニコーンって言ったらバンド名ですよね。」
「そうやな。」
「ドリフとかおニャン子とかも絶対知らないですよね。」
「知らんじゃろうな。」
「下手すりゃモー娘。でギリですよね。」
シャ乱Qは知らんのちゃう。」
「・・・・年取ってますね。Yさん10年前は小学生ですよ。」
「・・・・。」
「僕ら10年前なんて何も変わってないですよね。今と。」
「うん。変わっとらん。色々衰えてるくらいやな。」
「・・・・傷が治り難くなったりしてね。」
「たぶん先10年経っても一緒やで。」
「・・・・闘病生活してたりして。」
「・・・・辛いな。」
「・・・・辛いッスね。」

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