宝くじ

「なあアンタ3億円あったら何買う?」
「なんでしょうね。郊外に安い家を買って、あとは適当に仕事しながら余裕を楽しみますかね。」
「通帳見ながらやろ?」
「そうそう。通帳見ながらグヘヘって。」
「3億あったら・・・(電卓叩く)年500万使っても60年暮らせるで。」
「・・・(電卓叩く)ですよね。」
「ええなー。」
「いいですよねー。老後の心配皆無ですよ。」
「誰かくれへんかな。」
「くれないですよ。」
ドラえもんとか。」
ドラえもん?」
「そう。ドラえもん。」
「どこでもドアとかええやん。あれあったら電車代とかかからへんし、ギリギリまで寝れるで。」
「僕なら、あのドアの権利をどっかの国に売りますけどね。あんなのがあったらインフラの革命だから莫大な金額になりますよ。」
「あ!そうか!アンタ頭いいな!」
「でもあんな物を持ってたら国の機関とかに狙われそうですよね。」
「それは怖いな。」
「怖いですよマジで。」
「・・・てかKさんいくつでしたっけ?」
「え?@@。」
「僕33ですよ。」
「そうやっけ。」
「どこでもドア?」
「どこでもドア。」
「しかも話逸れて3億円関係無くなってるじゃないですか。宝くじでも買うんですか。」
「そうそう。そうやねん。いっぺんも宝くじ買った事無いから今度買おうとおもってん。」
「じゃあ僕300円出しますよ。」
「なんで。」
「いや僕、Kさんが一人だけ幸せになるなんて絶対に我慢出来ないんで。」
「前から思ってたけど、アンタ性格いがんでるよな。」
「いがんでますけど何か?」
「じゃあ1等当たったら10分の1でええの?」
「いいですよ。じゃあはい300円。」

先日結果発表があったんですが、見事300円!当選しました!ヤッタネ!